花を長持ちさせるコツ

お店でご購入いただいた花や人からプレゼントされた花、
せっかくだから長持ちさせたいですよね。

先日花の特性に合わせた花瓶の選び方のお話をしましたが、
今回は花を長持ちさせる方法をお伝えします。

1. 茎を水切りする

よく切れる清潔なハサミで、
水の中で茎を斜めに切ります。

2. 余分なツボミと葉をとり除く

切り花に、余分なつぼみや葉を付けたままにしていると、つぼみや葉に栄養が吸収されてしまい、花に十分な栄養が行き渡らなくなってしまいます。目安として、茎の半分から下のつぼみや葉は取り除いてしまいましょう。

3. 直射日光の当たらない、風通しのいい場所に置く

直射日光の当たる気温が高いところに置くと、水の中に細菌が繁殖して水が腐ってしまいます。
日差しのきつい窓際や、エアコンの風が当たる場所は避けましょう。1日で、日差しと影ができる場所だと、光合成が上手くできて長持ちします。

4. 毎日清潔な水に換える

水を清潔に保つのは重要なポイントです。毎日、こまめに水を換えてあげましょう。水を放置すると細菌が増えて、植物がその細菌だらけの水を吸収して枯れる原因になります。

5. 花瓶の水の量に注意する

水の吸い上げがいい植物、茎が腐りやすい植物は、花瓶に数センチ程度の浅い水に生けましょう。チューリップやヒヤシンスのような球根植物が代表例です。

紫陽花やバラなどの切り花は吸い上げが悪いので、花瓶にたっぷりの水を入れて生けましょう。また、どちらにも当てはまらない場合は、花瓶の長さ1/3程度の水を入れて生けるのがベスト。

いかがでしたか。今回は、花を長持ちさせるコツを紹介しました。茎を斜めに切ったり、毎日花瓶の水を換えたり、意外とこまめな手入れが必要ですが、きちんと手入れをしてあげれば、美しい花の姿をより長く見せてくれるはずです。

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